■政策金利を0.25%引き上げ0.5%に、大手商社株も三菱商などは高い
日銀は1月23、24日に開催した金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き上げ0.5%に改定したと伝えられた。利上げは昨年7月以来になる。関連法幢では、「政策金利は17年ぶりの水準に乗せる。金利の正常化が一段と進む」(日経電子版)などと伝えられた。
株式市場では、前引け233円高だった日経平均が13時頃から小安くなるなど、日銀に「敬意」を表する展開になっている。ただ、個別に見ると、金利上昇は逆風とされる不動産株が後場も総じて堅調に推移し、三井不動産<8801>(東証プライム)などが高い。利上げは織り込み済みとの受け止め方が少なくない様子。大手商社株も三菱商事<8058>(東証プライム)は値を消しながらも堅調となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)