クオンタムソリューションズ、中国大手と日本アニメゲーム開発で戦略的提携
- 2025/1/28 08:15
- IR企業情報

■世界市場を視野に入れた戦略的パートナーシップを締結
クオンタムソリューションズ<2338>(東証スタンダード)は1月27日、完全子会社のQuantum Solutions Asia Limitedを通じて、中国の大手ネットワークテクノロジー企業とゲーム開発協力基本契約を締結したと発表。日本の有名アニメIPを活用したスマートフォンゲームを共同開発し、グローバル展開を目指す取り組みである。
2025年1月27日、クオンタムソリューションズの完全子会社QSALは、中国の大手ネットワークテクノロジー企業とゲーム開発協力基本契約を締結。提携先は、ゲーム開発・運営において豊富な実績を持ち、世界市場で強い競争力を有している。本プロジェクトの総合プロデューサーは、累計売上高約2,150億円規模のゲーム開発実績を持つ業界のベテランが務める。
両社は、日本の有名アニメ版権の獲得、高品質なスマートフォンゲームの共同開発、グローバル市場への配信・運営の3分野で協力する。CEOのフランシス・ビン・ロン・ジョーは、実績ある開発チームとの提携により成功率が高まり、株主価値の最大化が期待できると述べている。
同契約による今期業績への大きな影響は見込まれないものの、将来的な成果が期待される。1999年設立のクオンタムソリューションズは、AIソリューションを提供する企業として、同プロジェクトを通じてアニメスマートフォンゲーム分野での戦略的展開を加速させる方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)