【株式市場】前場の日経平均は225円安だが一時679円安から持ち直す、TOPIXは高い

◆日経平均は3万9340円15銭(225円65銭安)、TOPIXは2770.50ポイント(12.43ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億5866万株

 1月28日(火)前場の東京株式市場は、中国企業が低コストで大規模生成AIを開発と伝えられ米半導体株が大きく下げたことや円高などが影響し、日経平均は165円安で始まったあと午前9時半頃に679円安(3万8886円)まで下押した。その後は持ち直し、前引けは456円安だった。任天堂<7974>(東証プライム)が新ゲーム機への期待などで高く、みずほFG<8411>(東証プライム)や三井不<8801>(東証プライム)は3%高など銀行、不動産株も上げ、第一生命HD<8750>(東証プライム)などの生損保株もしっかり。フジ・メディアHD<4676>(東証プライム)も小高い。TOPIXは12ポイント高。

 日立建機<6305>(東証プライム)が業績予想の増額修正など好感されて戻り高値に進み、エイチ・アイ・エス<9603>(東証プライム)やエアトリ<6191>(東証プライム)は28日から中国の春節休暇スタートなど材料視され活況高。LITALICO<7366>(東証プライム)はストップ高となり「介護にスキマバイト活用」との報道など材料視されたもよう。カワセコンピュータS<7851>(東証スタンダード)は70周年記念配当など好感され急伸。コパ・コーポレーション<7689>(東証グロース)も急伸し中国の春節休暇は実演販売にとっても追い風の見方。

 東証プライム市場の出来高概算は10億5866万株、売買代金は2兆7918億円。プライム上場1641銘柄のうち、値上がり銘柄数は1185銘柄、値下がり銘柄数は416銘柄。

 東証33業種別指数は22業種が値上がりし、その他製品、不動産、銀行、空運、陸運、医薬品、サービス、証券商品先物、小売り、食料品、保険、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  2. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…
  3. ■脱炭素とデジタル革新:万博から広がるビジネスチャンス  本日2025年4月13日に開幕した大阪・…
  4. ■関税不安の裏で進む金市場の静かな熱気  トランプ関税による世界同時不況懸念が強まり、金先物価格が…
  5. ■トランプ政権の暴走がもたらすリスク回避の波  こんな言い方をしたら今の若い市場参加者の方々にはイ…
  6. ■関税応酬が金融市場を直撃!パンデミック以来の暴落規模に  2025年4月4日、ニューヨーク株式市…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る