■「MIX犬」が初の首位を獲得
2025年版『人気犬種ランキング』で、アニコム ホールディングス<8715>(東証プライム)グループのアニコム損害保険が調査開始以来初めて「MIX犬(体重10kg未満)」が1位を獲得した。昨年2位だったMIX犬は、2009年に初ランクインして以来順位を上げ、ついに首位に立った。一方、15年連続で1位だった「トイ・プードル」は僅差で2位となった。ランキング上位は小型犬が占める一方、中型犬では「柴」と「フレンチ・ブルドッグ」が目立つ結果となった。
・1位(2)=MIX犬(体重10kg未満):小型犬
・2位(1)=トイ・プードル:小型犬
・3位(3)=チワワ:小型犬
・4位(4)=柴(豆柴含む):中型犬
・5位(5)=ミニチュア・ダックスフンド:小型犬
・6位(6)=ボメラニアン:小型犬
・7位(7)=ミニチュア・シュナウザー:小型犬
・8位(8)=フレンチ・ブルドッグ:中型犬
・9位(10)=マルチーズ:小型犬
・10位(9)=ヨークシャー・テリア:小型犬
※( )内は昨年順位
MIX犬は両親の犬種が異なるため、容姿や性格が個体ごとに大きく異なる点が特徴である。同社の調査によれば、「マルプー(マルチーズ×トイ・プードル)」や「チワプー(チワワ×トイ・プードル)」が特に人気を集めている。さらに、半数以上の飼い主がMIX犬を最初から選ぶ意向で飼育を開始しており、その多様な魅力が一般化している様子が見られる。飼い主からは、愛犬の成長や個性が日々楽しめるという声が多く寄せられている。
11~30位のランキングでは、「ビション・フリーゼ」や「ボーダー・コリー」が順位を上げたほか、大型犬では「シベリアンハスキー」や「スタンダード・プードル」がランクアップした。犬種ごとの特性や個体の個性を理解した上で、それぞれのライフスタイルに合った犬との暮らしを選ぶことが重要であると同社は述べている。今回の調査結果は、犬との生活をより豊かにするための参考となるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)