GENDA、アトムのカラオケ事業を20億円で承継、店舗数389店舗へ
- 2025/1/29 08:10
- IR企業情報
■グループシナジーでコスト削減と売上向上を目指す
GENDA<9166>(東証グロース)及びグループ会社は1月28日、アトム<7412>(東証スタンダード)の運営するカラオケ施設運営事業を会社分割により承継することを決定したと発表。承継会社となるシン・コーポレーションを通じ、東北・北関東・東海・北陸地区で展開する「カラオケ時遊館」23店舗を、分割対価20億円で取得する。本吸収分割は2025年2月下旬の承継会社の臨時株主総会での承認を経て、同年3月1日に実行される予定である。
事業承継の対象となる23店舗の2024年3月期の業績は、売上高15億3500万円、営業利益1億8700万円を計上している。承継する資産は6億1100万円、負債は2億400万円となる見込みである。同社グループのカラオケ施設数は2024年12月末時点で366店舗を展開しており、同事業承継により389店舗体制となる。
GENDAグループは、人的資源やDXにかかる知見の共有、消耗品等の共同購買による店舗運営効率の向上を目指している。さらに、アミューズメント事業の取引網を活用したIPコラボの実施や、フード&ビバレッジ事業での飲食物提供など、コスト削減と売上向上の両面から収益性の改善を図る方針である。同件が2025年1月期の連結業績に与える影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)