インプレスHDが急伸、孫会社株式の譲渡益に急反応、今3月期に計上、期待強まる

■「出版事業への経営資源の選択と集中を図る」

 インプレスHD(インプレスホールディングス)<9479>(東証スタンダード)は1月29日、急伸相場となり、取引開始後に24%高の175円(34円高)まで上げた後も14%高前後で売買され、底練り圏から急激に出直っている。28日の夕方「子会社による孫会社株式の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ」を発表し、注目集中となった。

 発表によると、出版事業への経営資源の選択と集中を図るため、連結子会社の(株)山と溪谷社が所有する(有)原の小屋の全株式を譲渡することとし、2025年3月期の連結決算に特別利益150百万円を計上する見込みとした。株式譲渡実行日は25年2月1日(予定)。同社の今期・25年3月期の連結業績予想(24年11月11日時点)は、親会社株主に帰属する当期純利益が40百万円の見込みとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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