メルカリが最短1日決着の「オークション機能」を実装、即日取引を実現へ

■希少品や人気商品の取引がよりスムーズに

 メルカリ<4385>(東証プライム)は1月29日から新たな販売方式として「オークション機能」の提供を開始すると発表。この機能は、出品者が販売開始価格を設定し、購入希望者が入札により価格を競り合う仕組みである。同社が実施したアンケート調査では、利用者の7割以上が「メルカリのオークションを利用してみたい」と回答している。

 この機能の導入背景には、既存の「価格なし出品」機能における課題がある。「価格なし出品」機能は、マッチングに時間がかかることや、価格提案の負担が大きいという課題が指摘されていた。新機能では、最初の入札日の翌日20時台までという明確な期限を設定し、最高入札額を提示した購入者に商品が販売される仕組みを採用している。

 オークション機能の利用方法は、出品者が「オークション形式」を選択して出品し、購入希望者が「入札する」ボタンから入札金額を入力するというシンプルな流れとなっている。オークション終了後は、落札者に通知が届き、通常の購入フローを経て取引が完了する。メルカリは今後も、より多くの利用者が手間なく簡単にサービスを利用できるよう、開発を進めていく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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