LTSと鈴与システムテクノロジーが業務提携、静岡県をデジタル化の先駆けに
- 2025/1/30 08:49
- IR企業情報
■静岡県をモデルに全国へデジタル化の波を拡大
エル・ティー・エス(LTS)<6560>(東証プライム)は1月29日、鈴与システムテクノロジー(SST)と業務提携契約を締結したと発表。両社は「静岡県を日本のデジタル化の先駆けとなる地域に」というビジョンを掲げ、静岡から全国に通じる新たな価値の創出を目指している。また、地域の若手人材が活躍できる環境整備にも注力する方針である。
LTSは静岡県のDX推進支援や「SHIP」の運営受託を通じ、地域のイノベーション創出を支援してきた実績を持つ。一方、SSTは鈴与グループの基幹システム開発・運用を担い、グループ内の多様な事業領域におけるDXニーズに対応してきた。今回の提携により、両社の強みを活かしたDX支援体制を構築する。
同提携では、鈴与グループに加え、静岡県内の企業や自治体向けにコンサルティングサービスの提供やDX支援を展開する。具体的には、戦略・ITコンサルティングの提供、イノベーション創出支援、人材交流、地方自治体との連携プロジェクトなどを実施する。SST社員の約9割が静岡にゆかりを持つという特徴を活かし、地域の魅力を保持しながら新たな価値創造に取り組む方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)