日本ヒュームは歴史的高値に進む、埼玉県八潮市で発生した道路陥没を受け注目強まる

■下水道向けヒューム管の大手、今年設立100周年のため期待も

 日本ヒューム<5262>(東証プライム)は1月30日、2日続けて大きく値上がりし、取引開始後は7%高の1543円(101円高)まで上げて35年から40年ぶりの1500円台に進んでいる。下水道向けヒューム管(遠心力鉄筋コンクリート管)の大手で、埼玉県八潮市で28日午前に発生した道路陥没事故の原因として下水道管の劣化・漏水が指摘されたことを受け、全国的な更新需要などへの期待が出ている。

 業績は回復基調を強める傾向で、11月に発表した第2四半期決算(2024年4~9月・中間期/連結)は営業利益が前年同期の5.1倍となり、3月通期の予想を増額修正した。設立が1925年10月のため今年は100周年になり、記念配当などに期待する様子もある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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