【株式市場】日経平均は99円高、四半期決算の好調な銘柄など買われ2日続伸

◆日経平均は3万9513円97銭(99円19銭高)、TOPIXは2781.93ポイント(6.34ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は17億5908万株

 1月30日(木)後場の東京株式市場は、高島屋<8233>(東証プライム)やJR東日本<9020>(東証プライム)が一段と上げるなどインバウンド関連株の強さが目立ち、日本航空<9201>(東証プライム)も一段ジリ高。任天堂<7974>(東証プライム)は次期新ゲーム機4月発表とされて一段高。日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は正午過ぎの四半期決算発表を受けて一段高。日経平均も一段と上値を追い、13時頃に186円15銭高(3万9600円93銭)まで上げて大引けも堅調、2日続伸となった。

 後場は、正午に四半期決算を発表した日本取引所G<8697>(東証プライム)は下げたが、ノジマ<7419>(東証プライム)は業績予想の増額も好感され一段高。14時に発表した小野測器<6858>(東証スタンダード)は一時一段高。15時前に発表した三晃金属<1972>(東証スタンダード)と東海理化電<6995>(東証プライム)は一段高となり、三晃金属は業績・配当予想の増額が効いてストップ高。JBCCホールディングス<9889>(東証プライム)は株式4分割の発表もあり急伸。ブリヂストン<5108>(東証プライム)は投資判断の引き上げなどで一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は17億5908万株(前引けは8億2757万株)、売買代金は4兆4964億円(同2兆1541億円)。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は1093(前引けは920)銘柄、値下がり銘柄数は492(同655)銘柄。

 東証33業種別指数は24業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、その他製品、空運、非鉄金属、水産農林、鉄鋼、卸売り、石油石炭、小売り、電力ガス、海運、陸運、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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