【株式市場】前場の日経平均は26円高、好決算株や株式分割株など高いがTOPIXは軟調

◆日経平均は3万9540円37銭(26円40銭高)、TOPIXは2780.86ポイント(1.07ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億5516万株

 1月31日(金)前場の東京株式市場は、日経平均が60円高で始まった後134円37銭高(3万9648円34銭)まで上げ、その後55円02銭安(3万9458円95銭)まで軟化したが前引けは堅調だった。トランプ大統領が提唱するAI開発投資関連株への買いが再燃し、フジクラ<5803>(東証プライム)などの電線株やサーバー関連の日東紡<3110>(東証プライム)などが上げ、業績予想の増額をともなう四半期決算を発表した積水化学<4204>(東証プライム)や株式分割も発表したNEC<6701>(東証プライム)なども活況高。日立<6501>(東証プライム)や三菱重<7011>(東証プライム)もしっかり。

 アンリツ<6754>(東証プライム)が四半期決算と自社株買いなど好感されて急伸し、三晃金属<1972>(東証スタンダード)は大幅増配に続き経産省の屋根設置型ソーラー発電に関する新方針も好感され2日連続ストップ高。アイズ<5242>(東証グロース)はYouTuberと企業をつなぐマッチングプラットフォーム買収が材料視されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億5516万株、売買代金は2兆494億円。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は424銘柄、値下がり銘柄数は1146銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、非鉄金属、電気機器、海運、金属製品、薬品、証券商品先物、、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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