■「eFootball」など好調、新作「SILENT HILL2」も計画を上回る
コナミグループ<9766>(東証プライム)は2月3日、一段と出直って始まり、取引開始後は9%高の1万5545円(1225円高)まで上げている。前取引日・31日の15時30分に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結、IFRS)が営業利益45.5%増加するなど大幅に伸び、今3月期の連結業績予想の増額修正も発表。全体相場が大きく下押す中で逆行高となっている。
連結売上高は前年同期比22.8%増加し、親会社の所有者に帰属する四半期利益も同41.8%増加した。デジタルエンタテインメント事業における「eFootball」等の主力タイトルが好調に推移している上、家庭用ゲームの新作「SILENT HILL2」の販売が計画を上回る見込みとなり、今期・25年3月期の連結業績予想を全体に増額修正した。3月期の連結業績予想は、5月に開示した前回予想に対し、売上高は8.4%上回る見込みに見直し、営業利益は同18.3%上回る見込みに、親会社の所有者に帰属する当期利益も同17.6%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)