商船三井は朝安を切り返し高い、高配当、全体相場の下げに押されたが買い集中

■今3月期末配当を160円(前回予想比40円増)に

 商船三井<9104>(東証プライム)は2月3日、取引開始後の128円安(2.4%安の5160円)を下値に切り返し、日経平均が一時1118円安まで急落した中で42円高の5330円まで上げて下値の固さを見せつけている。前取引日・31日の15時30分に発表した第3四半期決算が大幅増益だった上、今3月期末配当を1株160円(前回予想比40円増)の予定とした。このため、「下げたところは待ってましたと買いが集中したようだ」(株式市場関係者)との見方が出ている。

 第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、営業利益が前年同期比52.7%増加し、経常利益は同90.0%増などと大幅に伸びた。今3月期末配当は1株160円(前回予想比40円増)の予定とした。年間では同340円の予定(前期比120円の増配)になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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