ヒーハイストが再び高値を更新、株主優待の開始や大阪万博の跡地活用案に期待強い

■万博跡地「F1誘致を視野に入れたサーキット」なら相関性大の見方

 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は2月3日、再び上値を追う相場となり、13時にかけて435円(8円高)まで上げ、約1週間ぶりに2021年以来の高値を更新している。円筒直動軸受、メカニカル製品などを高精度かつ超精密に製造し、「創業以来モータースポーツ向けエンジンパーツの製造に深く関わって」(同社ホームページより)いる。このところは、「万博跡地活用策に2案、リゾート/サーキット、大阪府・市が選定」(日本経済新聞1月10日付朝刊)と伝えられたことや、2025年以降の毎年3月末日時点の株主を対象に株主優待を開始すること、などが買い材料視されている。

 大阪万博(2025年国際博覧会、関西万博)の跡地活用を巡り、大阪府・市は「応募全3件のうち関電不動産開発などのグループによる水をテーマにしたリゾート整備、大林組などのグループによるサーキットやアリーナ整備の2件を優秀案に選んだと(同)と伝えられた。大林組<1802>(東証プライム)などによる提案には、F1シリーズの誘致を視野に入れたサーキット、車をテーマとしたアミューズメントパークなどが盛り込まれたという。

 また、株主優待は、2025年以降の毎年3月末日の株主名簿に記載又は記録された100株(1単元)以上を保有する株主を対象として、QUOカード3000円分を進呈すると発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■電力・電線株に注目、AIとGXが切り拓く新たな投資機会  ソフトバンクグループ<9984>(東証…
  2. ■初心者プログラマーはJavaから始める?人気の理由とキャリアパス  インタースペース<2122>…
  3. ■原材料価格の高騰や経費増大で  崎陽軒は、2025年2月1日(土)から製品の価格を改定すると発表…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■不動産株投資、代替投資としての可能性に注目  新型コロナ感染症のパンデミック時にリモートワーク需…
  2. ■ムゲンエステート、ミガロホールディングスなど高値更新―富裕層のオルタナティブ投資が牽引  昔から…
  3. ■金利上昇期待高まる、金融株に注目集まる  日銀の政策金利引き上げを受け、3メガバンクが普通預金金…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ大統領の就任や日銀の政策金利引き上げ…激動の相場を生き抜くヒント  前日26日に千秋楽を…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る