【この一冊】日本企業の未来:『5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」―日本企業最後の伸びしろ』

■2030年の労働人口1100万人不足に備えるための必読書

 Unipos<6550>(東証グロース)の代表取締役会長・田中弦氏が、2025年2月11日に書籍『5000の事例から導き出した「人的資本経営大全」―日本企業最後の伸びしろ』(東洋経済新報社:定価=税込2,420円)を発売する。同書は、国内外の5000件以上の事例を分析し、人的資本経営の重要性を説く内容となっている。特に、2030年に日本が直面する労働人口1100万人不足という社会課題に対応するための実践的なノウハウが詰まっている。田中氏は、人的資本経営が企業の持続的な成長に不可欠であると強調し、経営戦略と人材戦略を連動させる必要性を訴えている。

 本書では、人的資本経営の基本的な概念から、日本企業が直面する課題、そして具体的な実践方法までを網羅している。さらに、『人材版伊藤レポート』の起草者である伊藤邦雄氏をはじめとする有識者との特別対談も収録されており、多角的な視点から人的資本経営の最前線を学ぶことができる。また、本書の発売を記念して、東京・神保町のシェア型書店「ほんまる」に「組織がわかる棚」を開設し、関連書籍を紹介する予定だ。

 田中氏は、少子高齢化による労働人口減少が日本企業にとって大きな課題であると指摘し、人的資本経営がその解決策となることを強く信じている。本書は、経営層や人事関連担当者だけでなく、人的資本経営に興味を持つすべてのビジネスパーソンにとって必読の一冊である。日本企業の変革を加速させるために、ぜひ手に取ってほしい。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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