サイバーステップ、Bacoor dAppsと提携、Web3ゲーム開発で新市場開拓
- 2025/2/4 08:38
- IR企業情報
■NFTとミームコインを活用、一般ユーザーも参入しやすい環境整備
サイバーステップ<3810>(東証スタンダード)は2月3日、Bacoor dAppsとの業務提携を発表。同提携は、オンラインゲーム事業で培った自社の強みとBacoor dAppsのWeb3技術を融合し、新たな市場開拓を目指すものである。両社は、ブロックチェーン技術を活用した革新的なデジタルコンテンツの創出に向けて、具体的な協業計画を明らかにした。
主な提携内容は、Web3ゲーム「Eggle(仮)」の共同開発である。このゲームは、MetaMaskやウォレットコネクトに加え、最新の生体認証ウォレットにも対応し、従来のクリプトユーザーだけでなく、一般ユーザーも容易に利用できる環境を提供する。また、Bacoor dAppsが開発する「ペイマスター」機能を導入し、ゲーム内ミームコインによるガス代の支払いを可能にすることで、Web3サービスへの参入障壁を大幅に低減する戦略である。
両社は、ERC-6551対応のNFT技術の導入や、ゲーム内アイテムとトークンのNFT管理、ミームコインの発行・運用など、Web3エコシステムの拡大に向けた多角的なアプローチを掲げている。さらに、既存のゲーム・デジタルコンテンツのWeb3化、NFTマーケットプレイスやDeFiサービスとの連携、フィジカル商品とNFTを融合したマーチャンダイジング商品の展開も計画している。2025年前半のグローバルリリースを目指し、次世代のデジタルエンターテインメント体験の創出に挑戦する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)