■第3四半期は営業損失が5分の1近くまで改善
メンバーズ<2130>(東証プライム)は2月4日、急伸相場となり、取引開始後にストップ高の1149円(150円高、15%高)で売買されたまま買い気配を続けている。3日の15時30分に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計、IFRS)で営業損失が前年同期の5分の1近くまで改善し、3月通期の各利益予想の大幅な増額修正も発表、好感買いが集中している。
4~12月は、「UIUXデザインやプロダクト・サービス開発、データなどの専門カンパニーやPMO(部署の枠をこえて横断的にプロジェクトマネジメントを統括する部門や体制)サービスを中心に、より高い需要が見込まれるDX領域の付加価値売上高が同34.5%増と高い成長率を継続し」「事業領域の転換が進んだ」(発表資料より)。3月通期の営業利益は1月に開示した前回予想の2倍の4億円(前期の9.8倍)になる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)