リプロセルがストップ高、iPS細胞による不妊治療技術が米FDA承認へ前進

■世界初、iPS細胞による卵子体外成熟技術が臨床試験へ

 リプロセル<4978>(東証グロース)は2月4日、50円高(47.17%高)の156円とストップ高している。2月3日、同社が提供する臨床用iPS細胞を用いたGameto社の卵子体外成熟技術「Fertilo」が、FDAからINDクリアランスを取得したと発表。これはiPS細胞ベースの治療として米国で初めて第3相臨床試験に進む画期的な成果である。

 「Fertilo」は、臨床用iPS細胞から誘導された卵巣支持細胞を用いて卵巣内環境を体外で再現する技術であり、2025年1月には世界初のヒトでの妊娠・出産成功が報告されている。横山周史社長は、同社のiPS細胞製品が各国の厳格な規制基準に適合する高品質なものであることを強調し、今後も再生医療プログラムの発展に貢献する方針を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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