東京衡機が一時ストップ高、CAE技術で新規デジタル事業に本格参入

■試験データ解析とAI技術で新たな収益基盤を確立

 東京衡機<7719>(東証スタンダード)は2月4日、50円高(27.32%高)の233円と一時ストップ高している。同社は2月3日、先端力学シミュレーション研究所(ASTOM R&D社)の株式を2025年3月31日付で過半数取得し、子会社化することを発表した。これは2023年4月の業務提携を経て、デジタルトランスフォーメーションの推進と新たな成長機会の創出を目的として決定されたものである。

 子会社化に伴い、東京衡機グループは営業部門の連携強化、CAEソフトウェアと試験装置を組み合わせた新製品開発、試験データの解析技術を活用したソリューション提供を進める。また、グループ全体でIT化やAI技術の導入を推進し、エンジニア育成や業務自動化を図っていく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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