日本郵船が出直り強める、オリエンタルランドとクルーズ事業で提携、四半期決算発表にも期待強い

■クルーズ事業のコンサルとクルーズ船の船舶管理・運航管理など担う

 日本郵船<9101>(東証プライム)は2月5日、次第高となって出直りを強め、午前10時過ぎに5033円(166円高)まで上げて約4週間ぶりに5000円台を回復している。4日付で、オリエンタルランド<4661>(東証プライム)が2028年度の就航を目指すクルーズ事業において、業務提携に向けた基本合意書を締結と発表し、注目されている。また、きょう5日に第3四半期決算を発表する予定。4日に発表した川崎汽船<9107>(東証プライム)の高決算を受けて期待が強まる様子もある。

 オリエンタルランドとの提携に向けた合意では、日本郵船と郵船クルーズ株式会社(日本郵船グループ)がクルーズ事業のコンサルティング、クルーズ船の船舶管理および運航管理に関する検討を進める。オリエンタルランドグループがテーマパークやホテルの運営を通じて培ってきた非日常の空間づくりの実績や高いホスピタリティなどとを組み合わせることにより、オリエンタルランドが目指す「ファミリーエンターテイメントクルーズ」の実現に向けた取り組みを推進するとした。郵船クルーズは、現在日本籍最大の客船「飛鳥Ⅱ」を運行している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  2. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…
  3. ■脱炭素とデジタル革新:万博から広がるビジネスチャンス  本日2025年4月13日に開幕した大阪・…
  4. ■関税不安の裏で進む金市場の静かな熱気  トランプ関税による世界同時不況懸念が強まり、金先物価格が…
  5. ■トランプ政権の暴走がもたらすリスク回避の波  こんな言い方をしたら今の若い市場参加者の方々にはイ…
  6. ■関税応酬が金融市場を直撃!パンデミック以来の暴落規模に  2025年4月4日、ニューヨーク株式市…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る