■第3四半期はデジタル事業やトイホビー事業が大きく伸長
バンダイナムコHD(バンダイナムコホールディングス)<7832>(東証プライム)は2月5日の正午前に第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)と自己株式の取得(自社株買い)、通期連結業績予想・配当予想の増額修正などを発表し、株価は後場15%高の4454円(595円高)まで上げて実質的な上場来の高値を大きく更新している。
4~12月は、デジタル事業やトイホビー事業が大きく伸長するなどで計画を上回り、通期(2025年3月期)の連結業績予想を全体に増額修正した。親会社株主に帰属する当期純利益は従来予想を16.4%上回る見込みになった。3月期末配当は1株60円の予定(前回予想比49円増)とした。バンダイナムコエンターテインメントがクリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)と合弁会社を25年4月1日(予定)に設立する。
自社株買いは、上限800万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.22%)、取得総額350億円を上限として、25年2月6日から同年5月31日までの予定で実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)