ミロク情報サービスの第3四半期はERP製品が好調に推移し営業利益7.5%増加

(決算速報)

■新規顧客の開拓による顧客基盤の拡大など推進

 ミロク情報サービス<9928>(東証プライム)の第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比5.9%増の347億38百万円となり、営業利益は同7.5%増の4890百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益も同9.7%増の35億62百万円だった。

 新規顧客の開拓による顧客基盤の拡大とこれらに伴うサービス収入の増大、収益基盤の強化に努めるなどの諸施策により、会計事務所向け及び中堅・中小企業向け各種ERP製品の販売が好調に推移した。

 通期(2025年3月期)の連結業績見通しは、物価上昇、海外景気の下振れによる国内景気の下押しリスク、金融資本市場の変動等の影響において不透明さが残るものの、雇用・所得環境が改善する中でデフレからの完全脱却、成長型の新たな経済ステージへの移行につながる事が期待されるとし、現時点では24年5月に公表した数値を据え置き、売上高は455億円(前期比3.5%増)、営業利益は67億40百万円(同10.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は44億40百万円(同4.7%増)を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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