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■約8か月ぶりに2000年以降の実質的な最高値を更新
日本光電工業<6849>(東証プライム)は2月6日、急反発となり、14%高の2465.0円(310.0円高)まで上げて約8か月ぶりに2000年以降の実質的な最高値を更新した。5日の15時30分に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)はほぼ計画通りだったが、AEDや生体計測機器が好調で、25年1⽉には消耗品の価格引上げを実施。上乗せ効果などに期待が出ている。
第3四半期累計の連結売上高は前年同期比1.5%増加し、営業利益は同4.0%増加した。「海外で自社品内の売上構成が良化し、国内でも売上構成が良化したほか、在庫評価減の減少、売価アップの影響もあり、売上総利益率が改善した」(決算短信より)。今期・25年3月期の連結業績予想は、第4四半期以降の為替レートを152円/米ドル、164円/ユーロと想定して全体に据え置き、売上高は前期比2.3%増、営業利益は同4.6%増、親会社株主に帰属する当期純利益は鶴ヶ島新工場の建設やM&Aにかかわる出入りがあり同29.5%減、を継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)