デジタルハーツHD、創業25年を記念し配当予想を修正、Web3ゲーム領域における事業の拡大も発表
- 2025/2/7 07:41
- IR企業情報
■500株以上保有の株主に1万円分のQUOカードを贈呈
デジタルハーツホールディングス<3676>(東証プライム)は2月6日、創業25年を記念し、2025年3月期の配当予想を修正すると発表した。従来の期末配当予想10.5円に記念配当2.0円を加え、12.5円とする。加えて、500株以上保有する株主には1万円分のQUOカードを贈呈する記念株主優待を実施する。
同社は現在、ゲーム領域とエンタープライズ領域の成長戦略を推進しており、連結子会社であるAGESTのスピンオフ上場を2025年内に目指している。これらの取り組みを通じて、さらなる企業価値向上を図る方針だ。記念株主優待は今回限りの実施となるが、今後の株主還元策については、成長投資とのバランスを考慮しながら検討を進めるとしている。
■サイバーエージェントグループのWeb3領域における戦略子会社へ資本参加
また同社は、Web3ゲーム市場の成長を見据え、サイバーエージェント<4751>(東証プライム)グループの戦略子会社であるTOKYO GameFi社への資本参加を発表。同社はWeb3ゲームのコンセプトメイクやアートデザインで高い実績を持ち、代表作「TOKYO BEAST」はグローバルで注目を集めている。今回の資本参加により、デジタルハーツグループはTOKYO GameFi社と戦略的パートナーシップを締結し、同社の事業展開を支援する。また、パブリッシャーのTOKYO BEAST FZCOとも連携し、デバッグやローカライゼーション、カスタマーサポートなどを提供し、「TOKYO BEAST」のグローバル展開を後押しする。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)