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■再生可能エネ分野ではエストニアの子会社とともに積極投資
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は2月10日、一段と出直る相場となり、4%高の330円(14円高)まで上げて戻り高値を更新している。このところ、上場株式を担保とした融資事業への取組み(2025年1月14日発表)、再生可能エネルギー分野への投資への取組み(25年2月3日発表)などを開示しており、新事業への展開に期待が強い相場になっている。
株式担保融資は、貸出利率15%と、より高い収益性の確保を意識し、金融機関等の資金提供者との協力関係を構築し、資金効率を高めながら、不動産収益物件と並ぶ投資事業の柱として、規模の拡大をはかる。
また、再生可能エネルギー分野への投資については、子会社で、エストニアの上場会社への投資に取り組んでいるEstonian Japan Trading Company AS(EJTC社)が投資している上場会社は、バルト海地域で、バイオマス、風力など再生エネルギー分野の発電施設の開発、運営を行っており、エストニアで進められる大型の洋上風力発電プロジェクトにも取り組んでおり、また、フィンランドやポーランドといった隣国の市場開拓などにより、さらなる成長を見込んでいる。EJTC社だけでなく、マーチャント・バンカーズとしても、蓄電池を含む再生可能エネルギー分野を、社会性や将来性、成長性の高い事業分野として注目し、積極的に投資を行っていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)