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■コルチゾール濃度の低下と感情の変化を測定し、ストレス緩和を確認
エステー<4951>(東証プライム)は2月10日、長谷工コーポレーション<1808>(東証プライム)と共同で「バーチャル森林浴」のリラックス効果を検証したと発表。同実証は、長谷工が運営する賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」の共用部において実施され、映像・音・香りによる没入型体験がストレス低減に与える影響を調査した。香りには、北海道トドマツから抽出したエステーの「クリアフォレストオイル」を使用し、被験者の五感を刺激する空間を創出した。
検証にはエステーおよび長谷工の社員16名が参加し、唾液中のコルチゾール濃度測定とアンケートによる感情評価を実施した。その結果、「バーチャル森林浴」を体験することで、ストレス指標が低下し、ネガティブ感情(怒り・疲労・緊張・混乱・抑うつ)の緩和と、ポジティブ感情(活気・友好)の向上が確認された。これにより、バーチャル森林浴がリラックス効果をもたらすことが示唆された。
エステーは、香りを活用した健康経営支援ビジネスを推進し、ウェルネス分野での社会課題解決を目指す。長谷工は、同検証結果をマンション開発へ応用し、住まいの最適化に向けた新たな価値創造に取り組む方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)