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■がんウイルス療法、25年上半期に先駆け総合評価相談を開始
オンコリスバイオファーマ<4588>(東証グロース)は2月10日、後場一段と上げて16%高の662円(92円高)をつけ、約2か月ぶりに660円台を回復している。前取引日・7日に発表した12月決算(2024年12月期/非連結)は、売上高が前期比50.2%減だったが、各利益とも損失が縮小し改善、さらに、がんウイルス療法『OBP-301』について、「2025年上半期に先駆け総合評価相談を開始し(中略)2025年12月期の承認申請を予定」(決算短信より)としたため期待の強まる相場になっている。
発表によると、『OBP-301』は、厚生労働省から再生医療等製品の「先駆け審査指定」を受けて「放射線併用による食道がんPhase2臨床試験(OBP101JP試験)」を完了させ、その臨床試験結果は、2024年10月に開催された第62回日本癌治療学会学術集会(福岡)において発表された。独立行政法人医薬品医療機器総合機構と『OBP-301』の承認申請に向けた協議を重ねた結果、先駆け総合評価相談に移行することを合意した。25年上半期に先駆け総合評価相談を開始し、市販後臨床試験計画も含めた内容の審査を受けた後、25年12月期の承認申請を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)