【株式市場】日経平均は497円高となり3日続伸、対ユーロでも円安進み買いの間口拡がる

◆日経平均は3万9461円47銭(497円77銭高)、TOPIXは2765.59ポイント(32.26ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は20億3238万株

 2月13日(木)後場の東京株式市場は、ウクライナ停戦への期待などでユーロ高・円安が進み、日経平均は一段高となり13時半頃に917円77銭高(3万9581円47銭)まで上げた。大引けは多少ダレ模様になったが大幅高で3日続伸。対ユーロでの円安が注目され、日立製<6501>(東証プライム)は証券会社による格上げもあり一段高。キヤノン<7751>(東証プライム)も一段と強含んだ。

 後場は、正午過ぎに本決算を発表した三井海洋開発<6269>(東証プライム)が一段高で始まりストップ高。サンウェルズ<9229>(東証プライム)は診療報酬に絡む業績予想の修正により悪材料出尽くしとされ前後場とも買い気配のまま大引けストップ高。トレンドマイクロ<4704>(東証プライム)は外資系投資ファンドが複数接近とされストップ高。山村硝子<5210>(東証スタンダード)は第3四半期までの利益進捗度など注目され前後場とも買い気配のままストップ高。児玉化学<4222>(東証スタンダード)も利益進捗度など注目され前後場とも買い気配のままストップ高。GMOリサーチチ&AI<3695>(東証グロース)は株主優待制度の導入や配当方針の変更など材料視され一段と上げストップ高。リスキル<291A>(東証グロース)は上場来安値圏から急伸しストップ高となり今期の大幅増益予想など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は20億3238万株(前引けは9億8914万株)、売買代金は4兆9684億円(同2兆4754億円)。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は1260(前引けは1259)銘柄、値下がり銘柄数は337(同325)銘柄。

 東証33業種別指数は29業種(前引けも29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、繊維製品、医薬品、証券商品先物、建設、化学、水産農林、その他製品、銀行、ゴム製品、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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