エイチーム、若手向け経済メディア運営のストレイナー社を完全子会社化

■アクティブユーザー3万人の顧客基盤を獲得

 エイチーム<3662>(東証プライム)は2月13日、取締役会において、経済ニュースメディア「Strainer」及び上場企業財務データベース「Finboard」を運営するストレイナーの全株式を取得し、完全子会社化することを決議したと発表。取得価格は2億4000万円で、デューデリジェンス費用等を含めた総額は2億6300万円となる。

 この買収は、エイチームが2024年9月に発表した中期経営計画に基づくもの。同社はWEBマーケティング支援領域を新たな戦略の核に位置づけており、ストレイナー社が持つ若手ビジネスパーソン約3万人のアクティブユーザー基盤を活用し、未開拓である経済メディア市場への参入を図っていく。

 株式取得後は、両社の集客ノウハウを融合させ、サービスの利用者拡大を目指す。ストレイナー社の2024年6月期の業績は、売上高6000万円、営業利益2700万円を計上している。株式譲渡は2025年3月3日に実行予定で、2025年7月期の連結業績予想への影響は現時点では見込んでいない。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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