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■10~12月についてはSSD&ストレージ単価下落やスマートデバイス出荷減が
キオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は2月17日、小高く始まった後一段高となり、午前10時40分にかけては14%高の2150円(267円高)まで急伸相場となっている。前取引日の14日に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計、IFRS/連結)の売上収益が前年同期比80.2%増加し、各利益とも前年同期比で大幅な黒字に転換、上場来の高値2180.0円(2025年1月9日)に迫っている。
第3四半期累計の連結営業利益は4156億06百万円となり、前年同期の2965億56百万円の損失から大幅な黒字に転換した。直近3か月(10~12月)については、SSD&ストレージの販売単価下落やスマートデバイスの出荷量(記憶容量ベース)減少などにより売上収益、営業利益ともダウンしたとしたが、株価は本日の現在高圏で活況高となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)