全保連に三菱UFJニコスがTOB、上場維持の方針、全保連株は急伸ストップ高

■TOB価格は1000円、クレジットカードと家賃債務保証を融合

 全保連<5845>(東証スタンダード)は2月17日、買い気配のままストップ高の908円(150円高)に達し、値がつけば2024年3月以来の900円台という急伸相場になっている。前取引日・14日18時に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)の三菱UFJニコス株式会社によるTOB(株式公開買付)と賛同の意見表明などを発表し、TOB価格(1株1000円)に向けて買い一色となっている。

 発表によると、公開買付者(三菱UFJニコス)は、2025年2月14日付で全保連の株式を1.46%所有し、24年12月31日時点では第9位の株主となっている。公開買付者や三菱UFJ銀行は、本TOB成立後も当社株式の上場を維持する方針を共通の認識としているとした。資本関係を構築することにより、公開買付者の発行・提供するクレジットカード払いを全保連の家賃債務保証サービスに組み込むことが可能になり、前保連にとっては同業他社に対する競争力を獲得することに繋がる、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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