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■10~12月については単価下落などあるとしたが連日買い先行
キオクシアHD(キオクシアホールディングス)<285A>(東証プライム)は2月18日、続伸基調で始まり、取引開始後は7%高の2194円(141円高)まで上げ、昨17日につけた取引時間中の最高値2245円に向けて上値を指向している。引き続き、14日に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計、IFRS/連結)の大幅な黒字化などが好感され、買いが衰えない様子。大引けまでこのまま堅調に推移すれば、終値ベースでは2日続けて最高値を更新することになる。
14日に発表した第3四半期決算(2024年4~12月・累計、IFRS/連結)は、売上収益が前年同期比80.2%増加し、各利益とも前年同期比で大幅な黒字に転換した。直近3か月(10~12月)については、SSD&ストレージの販売単価下落やスマートデバイスの出荷量(記憶容量ベース)減少などにより売上収益、営業利益ともダウンしたとしたが、株価は連日活況高となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)