グリーンペプタイドが米国での臨床など好感し郵政株からの資金回帰も期待し急反発

銘柄

 がん免疫治療薬のベンチャー企業グリーンペプタイド<4594>(東マ・売買単位100株)は6日前場、一時24.9%高の396円(79円高)まで上げて急反発となり、前引けも17.0%高の54円高で東証マザーズ銘柄の値上がり率トップとなった。4日、日本国内で第3相臨床試験まで進んでいる同社リード開発品の知見を生かしたグローバル向けがんペプチドワクチン「GRN-1201」を米国でも臨床試験を開始すると発表。翌5日は材料株好きな資金が日本郵政グループ3銘柄の活況高にシフトしたようで反応薄だったが、6日は郵政3銘柄のの騰勢が一服したこともあり、期待材料を改めて見直す動きになったとの見方が出ている。10月22日に上場したばかり。初値414円に対し、昨6日は一時310円まで下げて上場来安値をつけたため、この間に売りたい人はかなり売却しきった様子があり、今後は上値が軽くなる可能性がある。

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