
■発行済み株式の17%上限の自社株買いなど要求とされる
東洋水産<2875>(東証プライム)は2月19日、出直りを強めて始まり、取引開始後は6%高の9193円(498円高)まで上げ、1週間ぶりに9000円台を回復している。「東洋水産に株主還元要請、NHGGP、自社株買いなど」(日本経済新聞2月19日付朝刊)と伝えられており、材料株妙味を増す格好になっている。
NHGGP(日本グローバル・グロース・パートナーズ・マネジメント)は日本企業を中心に投資事業を行う米国系企業とされ、2024年前半にも東洋水産への株主還元要求が伝えられたことがある。今回の報道によると、「発行済み株式の17%を上限とした自社株買いや総還元性向55%の数値目標の導入などを東洋水産に求めている」とされた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)