免疫生物研究所が急伸、利益率の高い主力製品など好調で利益予想を大幅に増額修正

■営業利益は前回予想を50%、純利益は87%上回る見込みに

 免疫生物研究所<4570>(東証グロース)は2月19日、急伸相場となり、19%高の602円(95円高)まで上げて約4か月ぶりに600円台を回復し、その後も580円前後で活況高となっている。18日午後に今期・2025年3月期の連結業績予想の大幅な増額修正を発表、好感買いが集中した。営業利益と経常利益の予想は前回予想を各50%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同87.0%上回る見込みに見直した。

 25年3月期は、売上高は予想通り推移する見込みとしたが、利益については、抗体関連事業で利益率の高い主力製品が海外CRO企業における治験に採用されていること、国内外の体外診断用医薬品原料抗体の販売が大幅に増加したことやコストの管理強化などにより大幅に計画を上回る見込みとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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