くら寿司、株主優待制度を一新して再導入へ、保有株数に応じて最大2万円分を贈呈

■株主からの要望で優待制度復活

 くら寿司<2695>(東証プライム)は2月19日、開催のの取締役会において、2024年12月に発表した株主優待制度廃止の方針を見直し、制度の再導入を決議したと発表。この決定は、多くの株主からの要望を受けたことによるもの。

 新制度では、4月末日時点の株主名簿に記載された株主を対象とし、保有株数に応じて食事券を贈呈する。100株から199株で2,500円分、200株から399株で5,000円分、400株から999株で10,000円分、1,000株以上で20,000円分となっている。

 新制度は2025年4月30日基準日から実施され、優待券は毎年7月上旬に贈呈される。旧制度からの主な変更点として、割引券方式から食事券方式への変更、また発行形態を紙の優待券に統一することが挙げられる。電子チケットについては、利便性を高めた上で改めて導入を検討するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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