山崎パンは昨年来の安値圏から出直り強める、決算説明会資料を開示、評価し直される

■1月にリニューアルした「ダブルソフト」が2桁伸長、不二家が増益に転転換

 山崎製パン<2212>(東証プライム)は2月20日、次第に強含む相場となり、午前11時にかけて5%高の2704.5円(126.0円高)まで上げ、昨年来の安値圏から出直りを強めている。同日午前、2024年12月期の決算説明会資料を同社ホームページに開示し、「2期連続で連・単ともに最高益を更新」「新規技術による品質向上を実現し売上拡大。子会社も利益増」(説明会資料より)などとした。高業績が改めて評価し直されている。コメの価格に不透明感がぬぐえないとの見方もあり、「コメ離れ」への期待もあるようだ。

 1月にリニューアルした「ダブルソフト」の売上が2桁伸長するなど好調で、グループ会社も「不二家が増益に転じ、サンデリカやヤマザキビスケット、ヴィ・ド・フランスが業績を伸ばすとともに、東ハトが増益を確保。また、YKベーキングカンパニーが黒字を確保するとともに、海外事業の改善も進む」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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