メタリアル、業界初の「広報AI」開発、メディア掲載を狙うプレスリリースを自動生成

■過去のメディア取材データを学習し、掲載確率を高精度にスコア化

 メタリアル<6182>(東証グロース)は2月20日、広報業務に特化したAI「広報AI」を開発し、自社プレスリリースの作成をAI化すると発表した。同AIは過去のメディア取材データを学習し、プレスリリースの掲載確率をスコア化する独自ロジックを搭載している。業界初の取り組みとして、まずは自社活用を通じて精度向上を図り、今後の外販展開を見据えて開発を進めていく。

 企業の情報発信機会が増える一方で、広報担当者の負担は拡大している。特に、日経やビジネス誌など影響力のあるメディアへの掲載を狙うプレスリリースの作成は、難易度が高い課題であった。「広報AI」はメディアの取材傾向を分析し、話題性や消費者視点など6つの基準でスコアを算出。72%の精度でメディア掲載を判定し、質の高いプレスリリースを自動生成する。

 一般的な生成AIと異なり、「広報AI」は複数のAIエージェントが対話を重ねながら、共感を生む要素を抽出し、訴求力の高いタイトルや本文を作成する。この仕組みにより、人間が作成するプレスリリースに匹敵する表現力を実現した。今後は外販を視野に入れながら、広報業界の課題解決に貢献する方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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