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■「中期経営計画2027」収益力強化を目的に変革する3年間
エスクローAJ(エスクロー・エージェント・ジャパン)<6093>(東証スタンダード)は2月21日、一段高となり、11%高の166円(17円高)まで上げて一気に2024年4月以来の160円台に進み、後場も160円をはさんで売買活況となっている。20日に「中期経営計画2027」と子会社の株式会社NewDeal(ニューディール)設立を発表し、期待が強まっている。
同社は、司法書士・土地家屋調査士・不動産行政書士、鑑定士・一級建築士の士業専門家の合同事務所として創業後、士業専門家の高度化支援に始まり、金融機関・不動産事業者・建築事業者へとビジネスサービスの領域を拡大している。「中期経営計画2027」(26年2月期から28年2月期までの3ヶ年)では、「収益力強化を目的に業務改革による生産性向上に重点をおき、サービスを強化・変革する3年間」と位置づけた。業績目標として、連結売上高は25.2月期比で130%、連結営業利益は同247%を設定。株主資本コストを上回るROE15%超(24年2月期は8.8%)の達成も掲げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)