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■米国で評価が高まる期待、営業損益は連続改善の見通し
アンジェス<4563>(東証グロース)は2月25日、一時16%高の80円(11円高)まで上げて2024年9月以来の水準に進み、後場は12%高の78円(9円高)で始まった。3日続伸基調の出直り相場となっている。中旬に発表した12月決算で今期も売上高の大幅続伸と営業損益の連続改善見通しを示したほか、3月下旬に「HGF遺伝子治療用製品の米国臨床開発の立役者、デイビッド・アームストロング教授が当社の会社説明会に来日予定」と発表済みで、これを機に同社の取り組みへの評価が米国で高まる期待が出ている。
3月28日に開催する予定の株主総会の後に開催する会社説明会に向けて、HGF遺伝子治療用製品の米国臨床開発の主導医師である南カリフォルニア大学ケック医科大学デイビッド・アームストロング教授が来日すると2月19日付で発表した。HGF遺伝子治療用製品(一般名:ベペルミノゲンペルプラスミド)の開発では、「米国での後期第Ⅱ相臨床試験の結果が良好であったことを踏まえ、今後は米国での開発を優先」(決算短信より)していくとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)