メドレーは昨年来の安値圏から反発、香港の資産運用管理会社が買い増す、ナンピン買いだが思惑含みに

■昨年12月に5%保有が明らかになり今回10.8%に

 メドレー<4480>(東証プライム)は2月25日、小安く始まった後切り返して5%高の3045円(149円高)まで上げ、後場も堅調で昨年来の安値圏から反発相場となっている。午前11時30分に「主要株主の異動」を発表し、オーエルピー・キャピタル・マネジメント・リミテッド(OLP Capital Management Limited、香港)の保有割合が従来の9.82%から10.83%(2025年2月14日現在)に増加したとし、注目されている。

 発表によると、オーエルピー・キャピタルの事業内容は「資産運用管理業務」。2024年12月にメドレー株式を5.06%保有と「5%ルール報告書」を提出したと報じられたことがある。この頃の株価は3700円前後だったため、今回は一段値下がりしたところで買い足すナンピン買いになるが、株価が下がっても買い増す姿勢が続くとすれば、コツコツ買い占める可能性が出てくるとの見方もあり、思惑含みになっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■企業の半数以上が生成AIを活用、一方で会計事務所の6割は未経験  ミロク情報サービス(MJS)<…
  2. ■2025年から日米でプロモーション展開、東京シリーズでキャンペーンも  伊藤園<2593>(東証…
  3. ■360度カメラ映像と3Dモデルを組み合わせ、作業員の動きも把握  東洋建設<1890>(東証プラ…
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728  

ピックアップ記事

  1. ■自己株式取得が救世主に?逆風相場で輝く銘柄を発掘  今週の当コラムは今年1月以降に自己株式取得を…
  2. ■植田日銀総裁vsトランプ大統領、市場は「トランプ・リスク」に戦々恐々  「金曜日の引けピン」とい…
  3. ■割安水準に放置されている銘柄は?  今週の当コラムでは、材料株マニア向けにコメ・卵価格高騰関連株…
  4. ■日経平均4万円は幻か?「前門の虎、後門の狼」でレンジ相場続く  「冬来たりなば春遠からじ」という…
  5. ■決算発表を控えた金関連株、消去法で選好される可能性も  米国の10年物国債利回りが一時上昇したも…
  6. ■米国第一主義の行方と市場の動揺、金価格は史上最高値へ  石破茂首相と穏かに共同記者会見をするトラ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る