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■2024年12月期決算説明会を完全オンライン開催、英語同時通訳と資料翻訳を提供
ブイキューブ<3681>(東証プライム)は2月21日に、2024年12月期の決算説明会を開催した。同説明会は完全オンライン形式で実施され、自社のオンラインイベントプラットフォーム「VCP for Events」を活用して日英同時通訳配信を行った。投資家は画面上の言語選択ボタンを使用することで、日本語と英語の決算資料をリアルタイムで切り替えながら視聴することが可能であった。この取り組みは、東京証券取引所がプライム市場上場企業に義務付ける日本語・英語の同時開示に対応するものである。
東京証券取引所は、2025年4月からプライム市場上場企業に対し、決算情報および適時開示情報の英文開示を義務化する。ブイキューブはこれまでも英文開示を行ってきたが、今回の決算説明会では、説明会の内容自体も日英同時通訳で配信し、海外投資家に向けた情報提供を強化した。同社は、情報の透明性を高めることで、国内外の投資家に公平な情報アクセスを提供することを目指している。
「VCP for Events」を活用することで、投資家は日本語・英語の音声や資料を自由に選択し、単一のURLで視聴できる仕組みとなった。これにより、言語の壁を越えた情報提供が可能となり、投資家の利便性が向上した。また、同プラットフォームを通じた投資家の動向分析も実施できる。ブイキューブは今後も、多様なイベント体験を豊かにするサービスを提供し、イベントDXの推進に取り組んでいくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)