鉄建建設、高速道路リニューアルにIoTとAIを活用、安全性確保と円滑な交通維持を実現

■GPSとAIで車線規制をリアルタイム可視化、安全性と効率向上を実現

 鉄建建設<1815>(東証プライム)とMODE,Inc.(米カリフォルニア州)は2月26日、高速道路リニューアルプロジェクトにおける車線規制管理の効率化を目的とした実証実験を開始したと発表。床版取替工事の安全性確保と円滑な交通維持を実現するため、IoTと生成AIを活用した新たな規制帯管理手法の導入を進める。

 同実証実験では、IoTプラットフォーム「BizStack」と生成AI「BizStack Assistant」を用い、保安設備にGPSデバイスを設置。これにより、交通規制範囲の位置情報をリアルタイムで可視化し、規制帯付近の映像をチャットアプリ経由で確認できる仕組みを構築する。また、規制区間の情報や規制開始・終了時刻の履歴を自動記録することで、道路管理者への報告業務を効率化する。

 この取り組みにより、現場管理の効率化や作業の安全性向上、データ活用による透明性の確保が期待される。鉄建建設は今後もDX技術を活用した実証実験を推進し、さらなる技術革新を目指していく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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