
■「超電導送電システム」中央線で検証とされコスト低下への期待強まる
JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)は2月26日、2962.5円(67.5円高)まで上げた後も堅調に売買され、7日続伸基調となって約2か月半ぶりの2950円台に進んでいる。25日に「JR東、送電ロス防ぐ『超電導送電システム』中央線で検証」(日経電子版2月日午後)と伝えられ、26日は「JR東がライドシェア、運用コストを抑制、人口減地域の交通補う」(日本経済新聞2月26日付朝刊)とされ、注目の強まる相場になっている。
このところは、2月初旬に第3四半期決算を発表した後、ひと呼吸入れて上昇相場に転じ、19日に株式会社ルミネ(東京都渋谷区)などの完全子会社化と自己株式の取得(自社株買い)を発表してから上げピッチを強めている。「ルミネ」については、株式会社ルミネ(東京都渋谷区)と「グランデュオ立川」などを運営するジェイアール東日本商業開発株式会社(東京都立川市)を完全子会社化し、「これまで以上にグループ一体となった運営体制を構築し、小売りのプロフェッショナルとして拡大をはかる」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)