湖北工業が反発、出直る、自社株買いに加え海底ケーブルの政府支援も材料視

■自社株買いは支配株主による売却を収容、消却も予定

 湖北工業<6524>(東証スタンダード)は2月27日、2337円(73円高)まで上げた後も2300円を挟んで売買され、年初来安値圏から反発している。26日午後に自社株買いを発表した上、海底ケーブル向け光通信部品で知られ、「海底ケーブル、政府が生産・敷設支援、国際通信の安保確保」(日経電子版2月26日)と伝えられたことなどを受けて注目再燃となった。フジクラ<5803>(東証プライム)や古河電工<5801>(東証プライム)も高い。

 自社株買いは、支配株主の代表取締役社長石井太氏による110万株の売却を収容する形になり、取得株式総数120万株(上限:自己株式を除く発行済株式数の4.45%)、取得総額27億1680万円(上限)。また、100万株を25 年3月31日(予定)で消却するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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