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■開始4年間で300校に拡大、子どもたちの未来を広げる学びの場
ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営するZOZO<3092>(東証プライム)は、2020年に千葉市で開始した出前授業が、通算300校を突破したと発表。この取り組みは、「FUTURE FOR YOU」をテーマに、次世代支援の一環として実施されている。社員が講師となり、キャリア教育や探究学習を目的とした5つのプログラムを提供し、子どもたちに将来の選択肢を広げる機会を創出している。
千葉市内の学校からスタートした出前授業は、現在では茨城県つくば市や宮崎県宮崎市を含む全国へと広がり、2024年度には約150校で実施された。授業では、職業観の醸成や課題解決能力の育成、多様性理解の促進などを重視し、学校の要望に応じたカリキュラムが展開されている。
千葉市教育委員会は、地域活性化学習の一環としてZOZOと連携し、探究的な学びの提供が子どもたちの未来を切り拓く力になっていると評価している。参加者からも「将来の仕事選びの参考になった」「企業の取り組みを知る貴重な機会だった」との声が寄せられている。今後もZOZOは企業理念のもと、次世代支援活動を継続していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)