ファインシンター、投資有価証券売却益を計上、売却益は1.69億円、累計3.14億円の特別利益を計上予定

■資産効率向上の一環として投資有価証券を売却

 ファインシンター<5994>(東証スタンダード)は2月27日、保有する投資有価証券の一部を売却し、特別利益として計上すると発表。これは、同社の政策保有株式縮減方針に基づくものであり、資産効率の向上や財務体質の強化を目的としている。売却対象となったのは同社保有の上場有価証券3銘柄であり、2025年2月に売却が実施された。その結果、1億6900万円の売却益が発生した。

 同社は、1月30日に発表した特別利益1億4500万円と今回の売却益を合わせ、2025年3月期第4四半期決算において計3億1400万円を特別利益として計上する予定である。これにより、財務状況の健全化を進めるとともに、企業価値の向上を図る方針だ。

 なお、2025年3月期の通期業績予想については、今回の売却益を含めた業績動向を精査した上で、必要に応じて修正を行う可能性がある。修正が必要と判断された場合には、速やかに公表する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  2. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  3. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  4. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  5. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  6. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る