サイフューズ、世界初「機能性細胞デバイス」の商標・特許取得完了

■創薬革新に貢献、製薬企業から高評価の3D細胞製品

 サイフューズ<4892>(東証グロース)は2月28日、世界初の「機能性細胞デバイス」(FCD)の商標登録と「ヒト3Dミニ肝臓」関連の国際特許登録を完了したと発表。同社独自の基盤技術「バイオ3Dプリンティング」を用いたこの製品は、ヒト体内の機能を体外で再現し、動物実験に代替する可能性を持つ画期的な技術として、製薬企業から高い評価を得ている。

 今回取得した知的財産権は、人間の肝臓機能の再現可能性を高めるグローバル特許であり、将来的な製品アップデートや新製品創出の基盤となる。同技術は新薬の安全性向上や開発成功率の上昇に貢献するだけでなく、動物実験代替法の創出やAI創薬など新たな創薬技術発展への寄与も期待される。

 サイフューズは本知的財産権取得を踏まえ、3D細胞製品の販売体制強化による販路拡大や、製品保管・海外輸送に関する新技術開発、パートナーシップ拡大、製品のライセンス化などグローバル展開を本格化させる。また、知的財産権に裏打ちされた成長戦略に基づき、FCD製品をはじめとする3D細胞製品のラインナップ拡充による事業領域の拡大および次世代ヘルスケア分野等の成長産業分野への貢献を目指していく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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