アミタHD、姫路に次世代型工場を新設

■製造工程の完全自動化で製品価値向上と無人化を目指す

 アミタホールディングス(アミタHD)<2195>(東証グロース)は、循環資源(廃棄物を原材料にしたリサイクル資源)を製造・提供するアミタサーキュラーの姫路循環資源製造所敷地内に、自動制御システムを導入した次世代型工場の新設を発表した。新工場は、循環資源の製造工程を完全自動化し、サービスの高度化を図ることを目的としている。投資額は約14憶円(税抜)を予定。

 新工場では、自動制御システムと連動する大型クレーンを導入し、製造工程の無人化を図る。また、デジタル技術を駆使して、少量多品種の廃棄物の受入・再資源化に対応し、多様化するサステナブル調達ニーズに応えることができる製品製造や新たな製品開発を実現する。

 アミタHDは、2026年7月を目標に新工場の操業を開始し、2027年度中には「サーキュラー3.0」と位置づける完全自動化製造工程を達成する計画だ。将来的には、サプライチェーン上の資源情報をデータベース化し、生成AIを活用したデジタルシステム「サーキュラー4.0」の実装を目指す。これにより、廃棄物の入荷から循環資源の製造、ユーザー企業(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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