三菱化工機が今年の高値を更新、株式3分割を好感、予想外だったようで意外感も

■3月末を基準日として1株を3株に分割、後場一段と強含む

 三菱化工機<6331>(東証プライム)は3月3日の後場、7%高の3950円(275円高)で始まり、一段と強含んで約2週間ぶりに今年の高値を更新している。前取引日・28日の夕刻、3月末を基準日とする株式3分割を発表。後場も買い材料視されている。

 28日夕刻、2025年3月31日(月)を基準日として、同日最終の株主名簿に記載又は記録された株主の所有する当社普通株式1株につき3株の割合をもって分割すると発表した。分割後は最低投資金額が計算上3分の1になり、新たな投資家層の流入が見込める。最低投資金額という観点では、株価1万円台の銘柄などに比べると分割を行う可能性は高くない銘柄に属することもあり、意外感が強かったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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